ソフトウェアトーク/シンガー系ソフト M1Mac動作情報

この記事は最終更新から1年以上経過しています。

最終更新: 2022/01/30 17:00

はじめに

この記事は、当該環境のM1Macで動作したソフト・動作しなかったソフトをまとめたものです。
各環境での動作を保証するものではありません。あくまで自己責任でお願いいたします。

筆者の環境

MacBook Pro(14インチ、2021)
チップ: Apple M1 Pro
メモリ: 16GB
OS: macOS Monterey v12.1

Parallels Desktop 17 for Mac Standard Edition v17.1.1(51537)
ゲームモードで動作中
Windows 11 Home (ARM64) 21H2 22000.438
Windows 機能エクスペリエンス パック 1000.22000.438.0

前置き

M1MacのParallelsで動くソフト、動かないソフトの情報がネット上に色々と転がってますが、どれも情報が古く感じます。

22年1月現在、ARM版のWindowsはParallelsのインストールフローで選択できるようになっています。わざわざInsiderPreviewに入ったりWeb上からOSのビルドファイルを落としてきてとかしなくて良くなりました。
InsiderPreview版、当環境では日本語入力できなかったり、OSの設定を日本語にするとバグったり、スタートメニューや設定アプリなどのUIが死んだりとかがあったので、特に理由がない方は通常版を入れることをお勧めします。

動いたソフト

VOICEROID2

VOICEROID2 紲星あかり DL版(体験版)での動作確認です。

VOICEROID2単体だと認証用ドライバがうまく動作しないので、直接DLしてきます。
VOICEROID2 FAQの "アクティベーションしようとすると、「ライセンス認証に失敗しました。原因不明のエラーが発生しました。」のエラーが表示されます。" 内にあるリンクからドライバをDL、インストールし、再起動を行なってください。

その後、VOICEROID2をインストールすると、体験版が利用できます。
オフラインアクティベーションのマシン情報取得も成功したので、おそらくですが、アクティベーションキーを入力すれば問題なく利用できると思います。

VOICEBOX

22年1月現在、正式版としてはリリースされていませんが、プレリリースとしてMac版が存在します。
GitHubのリリースページから、DL用のリンクがあればそれを、なければ .dmg と書かれたファイルをDLインスコしてください。動きます。

なお、Windows版をParallelsで動かそうとしても、起動できません。

CeVIO CS7

体験版での動作確認です。

若干操作がもたつくかんじがしますが、トーク・ソング共に問題なく利用できます。

CeVIO AI

こちらも参考にしてみてください → CeVIOユーザー互助会@ウィキ

インストールはできましたが、体験版がないので(前の端末からアクティベーションキー引っ張ってくるのが面倒なので)未確認です。上のリンクを参考にしてみてください。いろいろとバグがあるそうです。
やる気になったら更新します

Synthesizer V

Synthesizer V Studio Basic/Pro, および音源 小春六花AI, 琴葉茜・葵 他複数での動作確認です。

これについては、言うまでもありません。普通にMac版を入れてください。

なお、当環境では、ソフト内の SynthV本体のアップデート機能がうまく実行されませんでした。Basicであれば、Webより都度DL、Proであればサポートに問い合わせることをお勧めします。
音源はちゃんとアップデートされます。
また、SynthVにはUTAUやCeVIOのプロジェクトファイルを読める機能がありますが、それには期待しない方がいいでしょう。Windows版の各ソフト(SynthV以外)で制作されたファイルを読み込むと、歌詞データが文字化けします。これを治すには一度Windows版のSynthVに読ませ、そのSynthVのプロジェクトファイルを再度読む必要があります。めんどいです。

一応ちゃんとParallelsでも動きますが、入れるメリットは無いです。Mac上で動いてる仮想環境なので文字化けも治せません。

動かないソフト

A.I.VOICE

A.I.VOICE 結月ゆかり(製品版), 他 各種体験版での動作確認です。

インストールはできますが、アクティベーションできません。体験版としての利用もできません。
公式ヘルプ内 "アクティベーションに失敗します。" ある通り、仮想環境上で動かしているため、マシン情報の取得ができず、アクティベーションに失敗するようです。


なお、別にいらないであろう補足ですが、Windows Insider Previewを入れた状態でインストールしようとすると、インストールランチャーが文字化けします。

記事をシェアする
記事を書いた人ねこづきあゆむ
Webエンジニア。Misskeyサーバー「みすほわいと」の管理人。
このブログでは、適当に日々の思いつきを書き連ねています。